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9月3日の日経新聞・夕刊に、
「自然触れて勉強熱心に 小学生の農山村体験」というタイトルの記事が載っていました。

これは、文部科学省が2009年に行った調査に基づいた記事です。

宿泊体験に参加した小学校306校に対して行ったアンケート調査では、
山登りや星空観察、磯遊びなどの自然体験活動を5時間以上行った学校の71.4%が
「児童が学校での授業により積極的に取り組むようになった」と回答したそうです。

細かなデータは割愛しますが、
体験が長時間ほど効果が高まり、さらにその効果も、
自然や環境保全への意識が高まった、
きちんと挨拶するようになった、
いじめなどの問題が改善するきっかけになった、
社会性が育った、など幅広いものになっています。

この記事を読んで、ルソーの「エミール」を思い出しました。

「エミール」は教育学の古典です。児童学科卒業の私としては、
学生時代に読んでいるべき本ですが、卒業後7、8年経ってから手にしました。
自宅の書棚をごそごそさぐってみたのですが、なぜか下巻しかない。
隣に立てかけてあった司馬遼太郎の「峠」もなぜか下巻だけ。

ということで「エミール」の名言を抜き出そうと思いましたが、上巻がないので、
ネットの力を借りてみました。

「自然を見よ。そして自然が教える道をたどっていけ。自然は絶えず子供をきたえる。」
「いかなるものでも、自然という造物主の手から出るときは善である。人間の手に渡って悪となる。 」
「自然はけっしてわれわれを欺かない。われわれ自身を歎くのは、つねにわれわれである。 」

一部を抜粋すると全体像からは外れてしまうのですが、
このルソーが言う「自然」はnatureではなく、「無為自然」の方の「自然」と言っていいと思います。
社会秩序、理性といったものに支配される前の人間の本性に従った教育を、
という意味合いかと理解していますが、その感覚はやはりnatureに身を投じた時に、
ごくごく自然に感じられるものだとの実感があります。

海、山、川、星空の下。

大人も自然の中に身を投じた時に、学ぶことはたくさんありますよね。

感覚器全開の好奇心の固まり、子どもなら尚更でしょう。

このような調査結果が新聞に載る時代。
当たり前と思うことに、ようやく日が当たって来た、
そんな気がします。

いつかは、子どもの幸せにつながる仕事をしたいという思いは、
ニッポンのワザドットコムの誕生に結びつきましたが、
いい時代に生まれて来たのではないかな、なんて思ったりしています。

大きく、育て。

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2010.09.07 / Top↑
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