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サライ 2010年9月号
『日本の「庭」完全ガイド』
小学館
2010年8月10日

“大特集 全国40カ所 日本庭園の「見方」と「歩き方」”、
という副題がついていて、ニーズにぴったりだったので思わず手に取りました。
サライは久しぶりに買いました。

庭園文化は仏教伝来とともに大陸から伝わった。
飛鳥・奈良時代は、神仙鳳来庭園、曲水庭園が流行。
平安時代、末法思想とともに浄土式庭園が生まれる。
鎌倉・南北時代、庭園文化が禅僧の間にも広がり、
池泉回遊式庭園・座視観賞式庭園が流行。夢窓疎石が活躍。
室町時代、枯山水庭園が発展。
安土桃山時代、城郭庭園、茶の湯とともに露地、発展。
江戸時代、大名庭園と離宮の造営。
明治・大正・昭和、和洋折衷庭園の誕生。

と、日本庭園はその時代ごとに、さまざまな様式を生み出して来たそうです。

また、日本庭園を理解する緒となる4大要素が、
「水」「石」「植栽」「景物」。

たとえば「石」。
西芳寺庭園の「龍門瀑(りゅうもんばく=登竜門の故事に基づく)」の石組みは、
鋭利な稜線を持つ石が滝に見立てられ、さらに、その手前に、
滝を登ろうと泳ぎ跳ねる鯉に見立てた石が置かれています。

少し知識を得るだけで、作庭家の意図が活き活きと見えてくるわけです。

名作庭家、
「夢窓疎石」「小堀遠州」「重森三玲」の名園解説もついていて、
初心者には必要十分な内容となっています。
小堀遠州が、作庭家として活躍していたことも、初めて知りました。

桂離宮は面白いよ、と知り合いの設計士さんに言われてから、
ずっと行ってみたいと思っていたのですが、行く前に、
この特集を読んでおくと、もっと深く見ることができると思いました。
もちろん桂離宮は建物自体も素晴らしいのですが。

それにしても、日本人の感性はユニークで素晴らしい。
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2010.08.16 / Top↑
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