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愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り
三浦 展(みうらあつし)
徳間書店
2010年12月31日第1刷

著者の三浦氏は「消費社会研究家」。
この本はニッポンのワザドットコムの編集員Cくんが、
面白いのでぜひ読んでください、と推薦してくれたもの。
データ、図表が多いのでざっとであれば短時間で読めます。
1時間半くらいで読めました。

3.11以前に書かれているので、その後、
少し状況は変わったかもしれないですが、
いわゆる「日本ブーム」という状況をひもといた著書。

国内旅行の人気、神社やお寺への興味関心の高まり、
浴衣を積極的に着る若者の増加、
若者で言えばやはり伝統芸能、伝統工芸、といった
中高年がメインだった分野にも、
若者の姿が増えているとという現象もあります。

この現象を「大きな物語を求める心が背景にある」と
三浦氏は分析します。

高度経済成長下は「三種の神器」に象徴されるように、
みな同じ方向をみていた同質の時代。それが徐々に
個の時代へ取って代わり市場は多品種少量生産に向かう。
しかし、個を表現しながらも、人というものは、
「帰属」という実感を求めるもの。。
それが「日本」という最大公約数でくくられる。。
簡単にまとめると、こういうことかな。

日本志向の消費は、エコ意識と結びついているというのも
氏が「愛国消費」と呼ぶ消費の特徴でもあります。

2010年末に上梓されているので、
ちょうど同じ気分を2008年4月~2009年3月の
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科で
ニッポンのワザドットコムの構想を練っていた時期に
直感的に感じていたのだと思います。
同意ポイントが多いから、この本も、するすると
短時間で読めたのかもしれません。

時代の気分は、この通りだと思います。
この気分を感じ取って、新しい事業やサービス、
そして新しい広告アプローチが生まれてくるのでしょう。

最近つくづく思うのは、考えたり思いついたりは、誰でもできる。
それを実現するために方角を決め、道を切り開き、
隊列を組んでつき進んでいくことこそが、大変なことだと。

だから、思いついた人よりも、実行した人の方が偉い。

ニッポンのワザドットコム編集部のみんな=ブレインカフェ。偉いぞ。

とまあ、これが言いたかったわけで。

豊富なマーケットデータ、平易な文章。
大変分かりやすい本です。ぜひお読みください。

愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り
(2010/12/17)
三浦展

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2011.06.06 / Top↑
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