広告制作会社ブレインカフェの代表・木下のぞみが、日々思うことを綴ります。

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本日、日銀総裁からも、
「東日本大震災の影響による供給面での制約は、
当初の予想より早く回復する」という見通しが出た。

大方の予想通り、5月、6月を底に日本経済はV字回復するのだろう。
震災後のサプライチェーンの予想以上のスピード復旧、
夏場の電力不足への企業努力での対応、
など日本経済自体の体制が整ってきたことに加えて、
リーマンショックの後とは違って、新興国市場の拡大という要素が、
世界経済回復を牽引する。日本経済も引っ張られてV字回復する、
というシナリオだ。
(※ちなみに5/30発売の日経ビジネス誌は、
このシナリオに中長期視点での警鐘を鳴らしている。
ここでは、日本経済の競争力の問題を指摘している)

が、このシナリオは、「マクロは」ということだろう。

広告業界は、どうか。

日経新聞5/30(月)の産業景気予測(4-6月期)によると、
広告業界は「小雨から雨へ」とある。
企業の広告自粛の動きがいつまで続くかがカギ、と付記されている。

もっとミクロ、弊社のことを言えば、広告業界の大手スポンサー、
自動車、飲料メーカーとの取引はこれまでなく、自粛により、
大きな穴が開いた、ということはない。確かに5月は惨憺たるものだったが、
仕事の問い合わせはどちらかと言えば増えている。
予断は許さないがおそらく同様の回復基調に乗れるのではないかと予想している。
一つのメディア、一つのクライアント、一つの代理店など、
一極集中にならないバランスが、今後も危機への対応力に通じると考え、
「企画力」をベースに幅広く対応できる体制を自社のなかで取って行こうと思う。

それよりも気になる記事が、やはり日経新聞の5/28(土)文化面にあった。

「テレビCM震災で転機 商品より『企業の姿』重視」、である。
例の“ポポポーン”をはじめとするAC広告の洪水で、広告について
さまざまに論議があった。現在では、被災地への応援メッセージを込めた
企業CMが多く流れているが、その微妙なトーンにも受け手は過敏に反応しているという。
という、というか、私自身、一消費者として、メッセージの裏に潜むものに
目を凝らし耳を澄ましている。
記事は、この「企業の姿」を見る風潮は、短期的なものてはなく、
中長期的にも続くものであろうと見る。

商品やサービスの作り手である企業=クライアントも、
その魅力を消費者に伝える広告の作り手も、
ともに真摯であることが強く求められる社会がやってくる。

広告は煽動する、と思われていた時代は終わり、
広告は企業の正しい姿を伝える時代がやってくると信じたい。

本当に価値ある情報を、分かりやすく伝える。

こういう姿勢が、広告制作プロダクションに、求められてくると考える。

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2011.06.01 / Top↑
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