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坂の上の雲(七)
司馬遼太郎
文藝春秋
2009年1月第23刷

バルチック艦隊は、対馬海峡を通るのか、
それとも太平洋をまわるのか。
連合艦隊は決断できない。
しかして東郷は「それは対馬海峡よ」と言い切った。
なお鎮海湾で待つ連合艦隊に、
「敵艦隊見ゆ」と哨戒艦信濃丸から第一報が発信される。

その20時間前、宮古島に向かう商船に乗る「奥浜」青年は、
バルチック艦隊を目撃している。
国の存亡がかかる一大事を知らせるために、この一庶民の目撃は、
垣花善(かきはなぜん)という漁夫に託される。
丸木船を漕ぎ、命がけで無線施設のある石垣島まで渡った垣花善ら5名。
哨戒艦信濃丸から発せられた第一報から、やや遅れ、
那覇の県庁と東京の大本営へ「敵艦見ゆ」の電信が送られる。。

この離島の一庶民に、日本国の存亡にかかわる一大事が理解されていたこと。
この事実が、日本という国の当時の国民性を表していて面白い。
一方のロシアは、やらされ感いっぱいなのに、です。

さて、鹿児島県出身の私としては、
西郷隆盛、西郷従道、大山巌についての記述は気になるところ。
ウドサァ(=大男、巨人)と薩摩ことばで愛称を受けていたという西郷隆盛。
ウドサァになるための最大の資格は、
「もっとも有能な部下を抜擢してそれに仕事を自由にやらせ、
最後の責任だけは自分でとることであった。」と司馬氏は書いている。

ドラッカーが生まれる前に、理論は実践されていた。

さて、最終巻に突撃です。

坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)
(1999/02)
司馬 遼太郎

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2011.02.08 / Top↑
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