広告制作会社ブレインカフェの代表・木下のぞみが、日々思うことを綴ります。

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女子の古本屋
岡崎武志
ちくま文庫
2011年6月第1刷

古本屋の魅力というものに、ここまで気づかずにきた。
父が「本は売るものではない」と言っていたことを、
無批判に受け止めて、蔵書を処分しようとか、売ろうとか、
これまで考えたことがなかった。
「Book off」は売ることも買うことも未経験。
神保町や恵比寿の古本屋に物珍しさから入ったことはあるけれど、
この本にあるような楽しみをもらったことはなかった。

父がなぜ、「本は売るものではない」と考えたのか。
貧しい暮らしの中で手に入れた本を貴重と考えたか、
学者として、すべての本をいつでも紐解ける資料として、
そばに置いておくことを必要としたのか、、。

私の方はといえば、この「女子の古本屋」を「夏休みの課題図書」と
すすめてくださった方に教えていただいて「一箱古本市」、
という文字通り、みかん箱程度の一箱に、
自分で決めたテーマに沿って古本を詰め小さな露天を出す、
というイベントを訪ねてようやく、
ああ、こういう魅力があるのかと分かって来た次第。

新刊を扱う書店でも、店主の趣味指向が、
本の仕入れに表れていて面白いように、
古本屋にも同じ面白さ、個性があるのだな、と。。
仕入れた本が、客とのコミュニケーションを媒介する。

「女子の古本屋」に登場する13人の古本屋オーナー。
それぞれの古本屋の個性は、二つとないオーナーの人生の
「個性」に通じている。なるほど。

ブレインカフェで「古物商」の免許は取るけれども、
私には「想い」がないから、古本屋は開けないな。。。

それにしても13人の人生は、胸を打つ。

古本屋を開業しよう、というためにではなく、
女子として人生につまづいた時に読んで力になる本です。

女子の古本屋 (ちくま文庫)女子の古本屋 (ちくま文庫)
(2011/06/10)
岡崎 武志

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2011.08.23 / Top↑
第九回亀治郎の会 夜の部
2011年8月20日
国立劇場大劇場

「芦屋道満大内鑑~葛の葉~」(あしやどうまんおおうちかがみ~くずのは~)
「博奕十王」(ばくちじゅうおう)
 市川猿之助 作 長唄囃子連中
 十四世 杵屋六左衛門 作曲
 十五世 杵屋六左衛門 作曲監修

亀治郎ファンクラブに入会している先輩に誘われて、
「第九回亀治郎の会」へ行ってきました。
出かける前に演目をチェックせずに行ったのですが、
かなり楽しめる内容でした。


「芦屋道満大内鑑~葛の葉~」は、早変わりが眼目かと思いきや、
狐が化けた「葛の葉」が、愛しい夫と幼子を残して去るときに、
「恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森の恨み葛の葉」という
和歌を障子に書き残すシーンが見所。実際に亀治郎扮する葛の葉が、
まず右手で次ぎに左手、最後は口に筆をくわえて、すらすらと
筆をすべらせます。見事でした。
ちなみのこの幼子が、後の安倍晴明なのだそうです。

次の「博奕十王」は亀治郎の叔父である市川猿之助の作。
実に40年ぶりに上演されたのだそうです。
舞台は冥土、六道の辻。閻魔大王に博打打ちが、
「博打というもの」を教えるうちに閻魔さまがはまってしまう。
最後は極楽への手形を巻き上げて意気揚々と極楽へ旅立って行く、
という他愛も無い話なのですが、これが面白い。
長唄囃子連中も後見も、亡者の印、あの三角の布を額にいただき、
閻魔さまを守る鬼の衣装には舌を抜く道具、やっとこが描かれ。。。
細かな部分にまで楽しませよう、という工夫があって、
とても気に入りました。サイコロや花札が描かれた博打打ちの衣装は、
猿之助の衣装の花札の部分(刺繍)を切り取って、縫い付けたそう。

それにしても亀治郎さんは、最近TVに舞台に精力的に活動されています。
公演後のトークショーでご本人も語っていましたが、
別に大きな借金があるわけでなく、仕事が楽しいのだそうです。
身体が丈夫で、ハードスケジュールも苦にならない、
というのもよく働く理由のひとつのようです。

ご自身のファンクラブの会員で被災地に住む方は、
安否の確認をされたそうですが、お一人だけ避難所生活なのか、
連絡がとれていないとも。今回の公演は被災地の方は、
ご招待されたのだそうです。忙しくても、ファンに対して、
十分な心配りをしている点も、大変好感を持ちました。

第十回でこの会は終わりになるとのこと。
来年が見納めです。

2011.08.21 / Top↑
東京都最高峰、雲取山へ登ってきました。
2017mもある山です。東京の山なんですね。
毎度2000m付近になると酸素濃度に身体が反応しますが、
頂上付近で、高山病の症状が出ました。
間違いなく2017mある山です。

雲取山登山は過去何度か誘われたのですが、
体調が悪かったり都合が合わなかったりで、
行けずにいました。今回は必ず征服するぞ、
と意気込んで出かけましたが、途中から雨。
富士山を正面に拝める絶景ポイントは靄がかかって、
チラリとも富士を観ることはできませんでした。

行程は、小袖乗越から入って、
七ツ石小屋、奥多摩小屋、小雲取山、
雲取山、そして雲取山荘で一泊。

途中、シカに遭遇したり、
雨ならではの景色を楽しんだり、
富士はなくとも、雨の雲取を満喫してきました。

七ツ石小屋より富士山方向を望む
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うつぎが見頃
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今回はシカに遭遇。熊でなくてよかった
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雲取山征服!!
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疲れきったところに見えた雲取山荘の屋根。助かった!!の心持ち
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山荘のすぐ近くに蛍袋が咲いていました
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下山もしとしと雨降る中
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雨粒を宝石のように身につけた草
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ふきの花
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今回のパーティ。次は小蓮花山を目指します。ガイヤウォーカーの半藤ガイドは、
8/20(土)のテレビ東京19時からの土曜スペシャル「目指せ源流!」で昭栄さん、
山本耕史さんをガイドしたそうです。ちょっとテレビにも映るかも、とのこと
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2011.08.15 / Top↑
「触れて・観て 能の世界」
というイベントのお知らせを、
以前「ニッポンのワザドットコム」で取材した
一噌流(いっそうりゅう)の笛方(ふえかた)、
成田寛人さんからいただきました。

秋田で催されるイベントですが、
第二部「能鑑賞」の前に、
第一部「聞く・見る・触れる能楽 邦楽器体験」があります。
中学生以下500円、高校生以上1000円と、
費用もお手頃に体験できます。
笛、小鼓、大鼓、太鼓の4コースに分かれての体験。

以前、銀座能楽団の催しで、笛の体験をしましたが、
楽しかったですよ。子供も大人も夢中になると思います。
夏休みの想い出作りに、お出かけください。

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2011.08.05 / Top↑
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