広告制作会社ブレインカフェの代表・木下のぞみが、日々思うことを綴ります。

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今年のゴールデンウィークも、
ふるさとへ帰ってきました。
片道7時間のおともは、2冊の本とiPodの音楽。
ところが、快調に読み進めてしまい、
帰り道の本まで読んでしまいました。

ふるさとの父母は、大変な読書家。
本棚を物色して、ドイツ文学者の池内紀先生エッセイ、
「森の紳士録」を帰り道のお供に拝借しました。

行きの「くろしお」でも
車窓に広がる緑濃い山々、
青の底流に黒色を流したような深い海、
紀州・熊野の生命力あふれる自然に励まされたばかり。

家の前を流れる川を吊り橋から覗き込めば、
川魚が群れなしているのが見下ろせる。
父に「ハヤかな?」と聞けば、鮎が遡上してきているのだとか。
鮎にはその特性をつかわれて「友釣り」なる漁法があるけど、
この時期は、なわばり争いはせず、仲良く過ごしている。。

大きな自然、小さな生物。

たくましく可憐に生きる様は、
やはり、長い時間かけて帰ってくるに値するもの。

「森の紳士録」には、ムササビ、ヒグマ、イノシシ、イワナ、、
などなど日本の森、里山で出会う生き物への筆者の
あたたかなまなざしと人間社会を振り返っての一考察が入り交じる。

久しく、読書の愉しみを忘れていたけど、
うんうん、これこれ、と思い出した。

池内先生とご縁があり、
「イノシシ」の項で父母のことが出てくる。
それも単純に嬉しく。

すっと読めるのに、深い読後感。
できれば、自然に向かって行く旅路で読んでほしい一冊です。


森の紳士録―ぼくの出会った生き物たち (岩波新書)森の紳士録―ぼくの出会った生き物たち (岩波新書)
(2005/09/21)
池内 紀

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2013.05.06 / Top↑
女子の古本屋
岡崎武志
ちくま文庫
2011年6月第1刷

古本屋の魅力というものに、ここまで気づかずにきた。
父が「本は売るものではない」と言っていたことを、
無批判に受け止めて、蔵書を処分しようとか、売ろうとか、
これまで考えたことがなかった。
「Book off」は売ることも買うことも未経験。
神保町や恵比寿の古本屋に物珍しさから入ったことはあるけれど、
この本にあるような楽しみをもらったことはなかった。

父がなぜ、「本は売るものではない」と考えたのか。
貧しい暮らしの中で手に入れた本を貴重と考えたか、
学者として、すべての本をいつでも紐解ける資料として、
そばに置いておくことを必要としたのか、、。

私の方はといえば、この「女子の古本屋」を「夏休みの課題図書」と
すすめてくださった方に教えていただいて「一箱古本市」、
という文字通り、みかん箱程度の一箱に、
自分で決めたテーマに沿って古本を詰め小さな露天を出す、
というイベントを訪ねてようやく、
ああ、こういう魅力があるのかと分かって来た次第。

新刊を扱う書店でも、店主の趣味指向が、
本の仕入れに表れていて面白いように、
古本屋にも同じ面白さ、個性があるのだな、と。。
仕入れた本が、客とのコミュニケーションを媒介する。

「女子の古本屋」に登場する13人の古本屋オーナー。
それぞれの古本屋の個性は、二つとないオーナーの人生の
「個性」に通じている。なるほど。

ブレインカフェで「古物商」の免許は取るけれども、
私には「想い」がないから、古本屋は開けないな。。。

それにしても13人の人生は、胸を打つ。

古本屋を開業しよう、というためにではなく、
女子として人生につまづいた時に読んで力になる本です。

女子の古本屋 (ちくま文庫)女子の古本屋 (ちくま文庫)
(2011/06/10)
岡崎 武志

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2011.08.23 / Top↑
政治家の「鈍」な発言を聞くと、
本当に国を動かす力は、
名もない「民」の中にこそあるのではないかと思います。

小さな頃、市立図書館に一週間に一度連れて行ってもらい、
数冊の本を借りて読みあさっていました。
絵本では「滝平二郎」のシリーズが印象に残っています。

「モチモチの木」「花さき山」も好きでしたが、
衝撃を受けたのは、身をもって村人を救う、
「八郎」や「三コ」でした。

大人になって「八郎」や「三コ」と根っこは同じ物語に出会いました。

磐田市に住んでいた頃、知人の家でLD(レーザーディスク!!)で
観せていただいたのが、フレデリックバックの「木を植えた男」。
「八郎」や「三コ」は大男という設定ですが、
「木を植えた男」に登場する男は、エルゼアール・ブフィエという
生身の人間が主人公になっています。
荒れて痩せた土地を、木を植え緑をよみがえらせる寡黙な男。
貧困にあえぎ諍い傷つけ合った人々が、
豊穣によみがえった土地に癒され、また、
あたたかな暮らしを紡ぎはじめる。。そんな物語です。

政治家を志す人には、観て欲しいなぁ。

号泣ポイントがいっぱいのこの話。
どなたか落語で演ってくださらないかなぁ。。とも思います。

東京都現代美術館で、
木を植えた男 フレデリックバック展」もはじまっているようです。
時間をつくって出かけてみようと思います。

木を植えた男木を植えた男
(1989/12)
ジャン ジオノ

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滝平二郎さんの絵本
八郎 (日本傑作絵本シリーズ)八郎 (日本傑作絵本シリーズ)
(1967/11/01)
斎藤 隆介

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三コ (日本傑作絵本シリーズ)三コ (日本傑作絵本シリーズ)
(1969/08/15)
斎藤 隆介

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2011.07.05 / Top↑
愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り
三浦 展(みうらあつし)
徳間書店
2010年12月31日第1刷

著者の三浦氏は「消費社会研究家」。
この本はニッポンのワザドットコムの編集員Cくんが、
面白いのでぜひ読んでください、と推薦してくれたもの。
データ、図表が多いのでざっとであれば短時間で読めます。
1時間半くらいで読めました。

3.11以前に書かれているので、その後、
少し状況は変わったかもしれないですが、
いわゆる「日本ブーム」という状況をひもといた著書。

国内旅行の人気、神社やお寺への興味関心の高まり、
浴衣を積極的に着る若者の増加、
若者で言えばやはり伝統芸能、伝統工芸、といった
中高年がメインだった分野にも、
若者の姿が増えているとという現象もあります。

この現象を「大きな物語を求める心が背景にある」と
三浦氏は分析します。

高度経済成長下は「三種の神器」に象徴されるように、
みな同じ方向をみていた同質の時代。それが徐々に
個の時代へ取って代わり市場は多品種少量生産に向かう。
しかし、個を表現しながらも、人というものは、
「帰属」という実感を求めるもの。。
それが「日本」という最大公約数でくくられる。。
簡単にまとめると、こういうことかな。

日本志向の消費は、エコ意識と結びついているというのも
氏が「愛国消費」と呼ぶ消費の特徴でもあります。

2010年末に上梓されているので、
ちょうど同じ気分を2008年4月~2009年3月の
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科で
ニッポンのワザドットコムの構想を練っていた時期に
直感的に感じていたのだと思います。
同意ポイントが多いから、この本も、するすると
短時間で読めたのかもしれません。

時代の気分は、この通りだと思います。
この気分を感じ取って、新しい事業やサービス、
そして新しい広告アプローチが生まれてくるのでしょう。

最近つくづく思うのは、考えたり思いついたりは、誰でもできる。
それを実現するために方角を決め、道を切り開き、
隊列を組んでつき進んでいくことこそが、大変なことだと。

だから、思いついた人よりも、実行した人の方が偉い。

ニッポンのワザドットコム編集部のみんな=ブレインカフェ。偉いぞ。

とまあ、これが言いたかったわけで。

豊富なマーケットデータ、平易な文章。
大変分かりやすい本です。ぜひお読みください。

愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り
(2010/12/17)
三浦展

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2011.06.06 / Top↑
坂の上の雲(八)
司馬遼太郎
文藝春秋
2008年12月第25刷

国と国の戦争に「正義」など無いと思うし、
兵士であれ一般人であれ、五体千切れ飛ぶ戦場は、
見たくない。想像すらしたくない。
戦争をする以外に本当に解決方法は無かったのか。
その方法を模索することが「進歩」なのではないかと思っている。
だから、決して戦争を礼賛するつもりはないのだが、
いやいや、連合艦隊はかっこ良かった。

一巻から七巻まで、東郷のどこが凄いのか分からなかった。
が、これまでの沈黙は、この一時のためにあったのか、と合点が行った。

敵艦見ユトノ警報ニ接シ、聯合艦隊ハ直ニ出動、之ヲ撃滅セントス
本日天気晴朗ナレドモ浪高シ

皇国の興廃、此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ。

この漢文調の電文がまず、ぞくぞくする。

そして、敵前回頭。

OLであった時代、おじさまたちが、企業間競争と過去の戦争を
重ねあわせて語ることに不思議を感じていた。
しかし、ヒト・モノ・カネ・ジョウホウの経営資源において、
何が競合に劣り、何が勝っているかを踏まえ、
勝てる戦略・戦術を考える時には、確かに、
過去の戦争に学ぶことは多いと、今になって思う。

しかし、今後のことだが、恐らく競合を蹴落として
自社だけ生き残るという戦略はなくなるのだと思っている。
市場が成熟しモノもサービスもあふれてくる時代、
それぞれの企業の雇用を守るという意味でも、
共存共栄を意識した企業活動が求められるし、
意味のある消費=エシカルな消費に向かう時代、
企業の社会に対する姿勢は、じっと消費者に注視される。

この本を読んで、こんなことを考える人は多いのかどうか分からない。
が、私にとって「坂の上の雲」は小さな組織が、市場に受け入れられ、
存続して行くための戦略・戦術、特には「組織」「リーダー」について
多くの示唆を与えてくれた。
もう一つ、日本人の底力についても、誇りをもたせてくれた。

足掛け3年で読了しましたが、確かに名作。

それにしても、これを書き終えた時の司馬さんって、
私よりも年下だったのね。すごいな。

坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)
(1999/02)
司馬 遼太郎

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2011.05.11 / Top↑
日々是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
森下典子
新潮文庫
平成20年11月

森下さんはエッセイスト。私より少しお姉さんだ。
その森下さんが20歳から始めた「お茶」。
以来25年もの月日、週に一度「お茶」のお稽古に通う中で、
気づいたことをしたためたのが、このエッセイ集。
解説は「感動の読了をした」という小三治師匠が書いている。

読みながら、30歳前後、やはり「お茶」と出会い、
数年、磐田市公民館のお教室に通っていた自分と重ねあわせていた。
森下さんの心の動きと同じ。
想像していた「有閑マダム」のお遊びでは決して無かったっけ。

当時、私は縁の薄い土地で一人、人生の袋小路に迷い込んでいた。
足掛け四年もの時間を袋小路で過ごすことになる。
努力では乗り越えられない壁があることを初めて知ったし、
どうにもならないことを知っても自分が描いていた人生の道筋から外れて生きることは、
どうしても受け入れられずにいた。
そんなとき、皮肉にも袋小路に招き入れた方の人に誘われ、
名古屋の徳川美術館で、利休の「泪(なみだ)の茶杓」を観た。
武士に憧れ本当の意味では武士になれなかった秀吉と、
町人ながら武士のように毅然と潔く人生の幕を下ろした利休。
最後の茶会で利休が削った銘を「泪(なみだ)」という茶杓に打たれ、
敬遠していた「お茶」の世界に入って行った。

昼間、きんぴらごぼうを作りながら、
気がつくと考えても仕方の無いことを考えほろほろと泣いていたりした。
だけれども夕方、公民館のお茶室に入り、お釜の松風を聞くと、
ネガティブな気持ちがすーっとどこかへ行ってしまった。
確か「お茶の心理学」という本に、お茶室は母の子宮であり、
松風は子宮で聞く大動脈の音。だから落ち着くのではないかとあった。
森下さんも書いていらっしゃるが、お手前の手順を追っていると、
余計な考えは頭から出て行く。ただ、そこに自分がいるだけ、
という境地ににたどり着く。
お茶に救われていた頃、仏像の本やら、禅の本やら、精神医学の本やらを読みあさった。

ある事件があり、はっと気づいた。
回れ右、して袋小路に背を向けることができた。
それまでは偏差値50の生き方に執着していたけれど、
偏差値10だって偏差値80だっていいんじゃないの、と
思い通りにならなかった自分の人生を許すことができた。

いまは、攻めの人生。
リスクも大きいけど、安全なレールの上を走る生き方は
自分には合っていなかったのだということが、よーく分かって来た。

「お茶」は禅の修行の一つ。

目からうろこを落としたいなら、一つの方法として、ありです。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)
(2008/10/28)
森下 典子

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2011.05.01 / Top↑
日月抄
白州正子
世界文化社
2009年9月第10刷

悪い癖がある。

同時にいくつもの本を読む。
あと少しで読み終わる本を読み切らない。
結果、読み切らない本がいくつも重ねられたまま年を越す。
同時に読む本も随筆、文学、経営書、美術書、さまざま。
こんなことで本を味わい尽くせるのか、と問われれば
確かにもったいないことをしていると素直に思う。

読み切らないのは、たぶんある種のセンチメンタリズム。
夢中で観ていた連続ドラマも最終回を見逃し、
それを後日何らかの方法で観てやろう、とさえ思わない。
いつまでも結末を知らないまま余韻に浸りたい、という深層心理か。

ま、いろいろ言いましたが、この本もご多分に漏れず2年越し。

能を観だすにあたり、白州正子さんの本は
一度読んでおこう、というのが手に取った動機でした。
最初のエッセイ、たとえば「新しい女性のために」の類いは、
辛辣に言えば不要かと。やはり白州さんの筆は、
工芸、文学にかかって素晴らしい。
その審美眼。正しいとかなんとかではなく、
真っすぐに自分の感覚器で受け止めたことを書くから素晴らしい。

よいものはよい。

人がなんと言おうと、真実は自分の心のうちにある。

「潔い」人、好きです。

日月抄日月抄
(2009/09/19)
白洲 正子

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2011.04.29 / Top↑
東京職人
Beretta P-05
雷鳥舎
2005年4月初版第一刷

読みました、というより見ましたという本。
「村山大島紬」以下41職種46人の職人の仕事場が、
ほとんど写真で綴られているという本。
「Beretta P-05」はカメラマン42人の写真家集団とのこと。
全員が東京写真学園プロカメラマンコースの出身。

本文、写真のキャプションはほんのちょっと。
写真の空気感で「東京職人」の渋い世界を表現しようとしたのだろう。

大学を卒業して、カメラマンになろうと考えていた。
写真絵本を製作して、日本中の子どもたちに夢を与えたい!!と思っていたけど、
編集者の叔父やカメラマンをやっていた先輩に止められて、
素直にサラリーマンになった。
誰かが言っていたけど、「撮れて、さらに書けると食えるんだよ」。
なるほど自分が写真の仕事を頼む側になってみて、わかる。
ちゃんと被写体と対話しながら、取材をしながら、
撮るべきシーンを整理していけるカメラマンは頼もしい。
さらに文章が書けるとなると、これは貴重だろう。

ともすると工芸品の美しい世界で構成しがちだが、
ここをあえて「えっ!?ここから美しい作品が生まれるの?」と
思うほど渋く雑然とした仕事場と、手と、顔にフォーカスするのは、
「職人」の世界観を表現するならそうであったろうと納得できる。

ただ、文章屋としては、もう少し活字を読みたかったなぁ。。

東京職人東京職人
(2005/04)
Beretta P‐05

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2011.04.07 / Top↑
わたし好みのデザイン和もの百選
裏地桂子
ラトルズ
2008年5月第2版第1刷

お行儀のいい話しではないが、
スーパーのレジに並んで、前の人のカゴの中身を見るのが好きだ。
今晩のおかずは餃子かな?とか、ずいぶん大家族ねとか、
いろいろその方の食卓を想像する。
カゴの中身から、その人の暮らし方が見えてくる。
同じように洋服屋さんで人の買い物をのぞくのも好き。
同じブランドの服を好んでいるのに、この方はこういう選択をするのかと。
その方らしい好みで選ばれていると、なぜだかこちらも嬉しくなる。
きっと、この買い物に満足しているね、この方。。。

「わたし好みのデザイン和もの百選」の作者である裏地桂子さんは、
「和楽」の和楽贔屓の店・クラスアップ通販ページの
セレクションと構成を担当されていたそう。

ページをめくっていくと、どんどん裏地さんの好みに通じてくる。
最後の方では、「うーん、裏地さんらしいね」となる。
バックから取り出される小物が、
その方らしいセンスで統一されているのは、
同性から見てもカッコいい。

高価なものである必要はないと思う。
身の回りのものに自分好みを反映する暮らしは、
ゆたかな時間をくれると思う。

わたし好みのデザイン和もの百選わたし好みのデザイン和もの百選
(2006/11)
裏地 桂子

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2011.04.04 / Top↑
あとのない仮名
山本周五郎
新潮文庫
平成21年1月41刷

名人と呼ばれた庭師を主人公とする、
「あとのない仮名」他七編の短編集である。
主人公は武家であっても、町人であっても、
いま現在の人間に重なる普遍性をもって描かれている。

短編集のすべての人物が活字の合間から姿をあらわし、
風景や匂いまで目の前に沸き上がってくるように感じる。
愛おしくて一人一人抱きしめたくなるほど、活き活きとした人物表現。
筆が巧みであるからではなく、
(もちろんプロとしての巧みさが読む人に心地よい時間をくれるのだけれども)
山本周五郎自身の人間への愛がベースにあるからなのだろう。

山本周五郎が歴史小説を書こうと思ったことは一度も無く、
人間を書いているのだと言っているのはこういうことだろうと思う。

下手な道徳教育よりも
下手な管理社教育よりも、ずっと心の深部に効く。

「討九郎馳走」「主計は忙しい」「桑の木物語」
「竹柏日記」「あとのない仮名」が好き。

日本人の美学、生き方における美意識に凛となる。

あとのない仮名 (新潮文庫)あとのない仮名 (新潮文庫)
(1975/10)
山本 周五郎

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2011.03.29 / Top↑
坂の上の雲(七)
司馬遼太郎
文藝春秋
2009年1月第23刷

バルチック艦隊は、対馬海峡を通るのか、
それとも太平洋をまわるのか。
連合艦隊は決断できない。
しかして東郷は「それは対馬海峡よ」と言い切った。
なお鎮海湾で待つ連合艦隊に、
「敵艦隊見ゆ」と哨戒艦信濃丸から第一報が発信される。

その20時間前、宮古島に向かう商船に乗る「奥浜」青年は、
バルチック艦隊を目撃している。
国の存亡がかかる一大事を知らせるために、この一庶民の目撃は、
垣花善(かきはなぜん)という漁夫に託される。
丸木船を漕ぎ、命がけで無線施設のある石垣島まで渡った垣花善ら5名。
哨戒艦信濃丸から発せられた第一報から、やや遅れ、
那覇の県庁と東京の大本営へ「敵艦見ゆ」の電信が送られる。。

この離島の一庶民に、日本国の存亡にかかわる一大事が理解されていたこと。
この事実が、日本という国の当時の国民性を表していて面白い。
一方のロシアは、やらされ感いっぱいなのに、です。

さて、鹿児島県出身の私としては、
西郷隆盛、西郷従道、大山巌についての記述は気になるところ。
ウドサァ(=大男、巨人)と薩摩ことばで愛称を受けていたという西郷隆盛。
ウドサァになるための最大の資格は、
「もっとも有能な部下を抜擢してそれに仕事を自由にやらせ、
最後の責任だけは自分でとることであった。」と司馬氏は書いている。

ドラッカーが生まれる前に、理論は実践されていた。

さて、最終巻に突撃です。

坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)
(1999/02)
司馬 遼太郎

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2011.02.08 / Top↑
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎夏海
ダイヤモンド社
2009年12月

「もしドラ」と略したくなる気持ちがわかる長いタイトル。
しかし、この本の企画意図を含んだタイトルにしなければ、おそらく
このようなベストセラーにもならなかったのだろう。。
そういう意味で、ネーミングって大事です。
ネーミングまでしっかり考えられているのが凄い。

筋書きとしては、ありがちなのだけれども、
ところどころ(3~4箇所)で、ぐっと涙をこらえました。
私の涙腺が弱いのか(それは多分にある)、
扱っているテーマが人間の琴線にふれるからなのか、
高校野球という設定が心の純粋な部分に働きかけるからなのか。

分かりませんが、ドラッカーの入門書としても、
軽く感動したいと思う時の本としても、読んでよかった、という読後感。
4時間で読めるというのも、よい点。

ただ、ある程度、マーケティングとか顧客とかミッションとか、
経営学に出てくる用語を知っていた方が、この本が意図したところは
受け止められると思います。その辺の基本的な理解があると、
ところどころのドラッカー『エッセンシャルズ」の引用も腹に落ちる。

かくいう私もドラッカーを一冊も読んだことはないのです。。
『エッセンシャルズ」をこれから読もうと思いますが、
昨年の週刊ダイヤモンドの特集を読むと、ドラッカーには
すごく共感できます。なぜ、今まで一冊も読まなかったんだろう。。。

昨年のベストセラーだけど、岩崎夏海氏がこれを企画したことは歴史に残るでしょう。
今年、読んでも損はしません。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(2009/12/04)
岩崎 夏海

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2011.01.04 / Top↑
職人ことばの「技と粋」
小関智弘
東京書籍
平成18年11月第3刷発行

小関さんは、伝説の旋盤工。
「羽田浦地図」「鉄の花」を書いた、
作家さんでもいらっしゃいます。

ガタがガタを呼ぶ
はんちく
穴掘り三年、鋸五年、墨かけ八年、研ぎ一生
段取り八分
オシャカ
たたらを踏む
梁算段
 ・
 ・
 ・
などなど、職人ことばの数々は、
知らなかったものあり、語源はここだったかと感心するものあり。
いずれにしても、「職人」が精密機械よりも精密な「勘」や「感覚」を持ち、
機械にはない(当たり前ですが)「感性」を持つ故、その技に人は惚れるのだ。。
と、同じ「人」として誇らしい気持ちにさせてくれます。

この本は、なぜか私が依頼されている、
ある番組の番組審議委員会で知り合ったTさんにいただいたもの。
恥ずかしながら、小関智弘さんのことは存じ上げませんでしたが、
一度お会いしたくなる魅力をお持ちの方ですね。
Tさん自身は研究職につくお若い女性ですが、
やはり小関さんのことを尊敬しているとのこと。
長い時間をかけて「手に職」をつけた人は、格好いいですものね。

職人ことばごとに、短いエッセイ調に綴られています。
すぐに読めて、あったかい読後感に浸れます。
ぜひに。

職人ことばの「技と粋」職人ことばの「技と粋」
(2006/08)
小関 智弘

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2010.12.17 / Top↑
実務入門 問題を発見し、解決する技術
芝崎篤義
日本能率協会マネジメントセンター
2009年6月初版第1刷

ブレインカフェでは、
企画力をコアコンピタンスと位置づけています。
企業理念も「企画力で、社会を動かす」。

企画力を磨いていくために、今期は研修を充実させることにしています。
すでにOAC(日本広告制作協会)の研修、セミナーへの積極参加は進んでいますが、
そこではカバー仕切れないことを、内部研修と外部委託研修で補おうと考えています。

ということで、11/2のブログにも書きましたように、
リクルート映像時代の先輩Hさんに相談したところ、
私自身が「企画力」をどんな能力と捉えているのかをはっきりさせるべき、
とのアドバイスをいただきました。

企画力は、お客さまの問題を解決するためにある力。

では、問題解決の道筋とは?

まず取材・分析をすることで問題を発見し、それを解決する提案をし、
問題を解決するためのツール(あるいは仕組みまで含めて)を制作し納める。

結構、幅広い能力を必要とすることがわかりました。

Hさんのアドバイスは、一冊、問題解決に関する本を読んで、
自分が考える「企画力」の全体像を図式化すること。
2週間でまとめたら?と言われましたが、ようやく本を読み終わった、
というところです。

八重洲ブックセンターの「問題解決」の本棚には、さまざまな本が並んでいましたが、
この「問題を発見し、解決する技術」を選んだのは、それこそ図解が分かりやすかったから。
SAT法(SPEAK、ACTION、THINK)がベースになっていて、
1.問題を「三発」(発生・発見・発掘)に区分する
2.問題と問題点とを明確に区別する
3.問題点の発見に重点を置く
4.第三者的な問題把握からの脱皮を求める(自責化)
5.特定の問題解決手法ではなく、手法の前提を学ぶ
が主な特色だそうです。

問題を発見するのに8種類の能力を持て、とあり
「観察力」「層別力」「書き出し力」「発想力」「翻訳力」「質問力」「要約力」「傾聴力」
があげられています。
問題意識→観察→問題発見→確定→計画→実行→評価
と、各段階に「表現力」「説得力」「根回し」「具体化」「手順・段取り」など、
別の能力が求められてきます。。。

「企画力」があれば、小さな会社も存在感を持てる、
と考えて決めた企業理念ですが、今更ながら、
企画力の奥深さを知ることになりました。

企画力を図式化するのに、2週間は欲しいなぁ。。。

(実務入門) 問題を発見し、解決する技術(実務入門) 問題を発見し、解決する技術
(2009/06/26)
芝崎 篤義

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2010.11.18 / Top↑
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法
佐藤尚之
アスキー新書
2010年4月第一版第10刷

先日のOACセミナーの講師、佐藤尚之氏・著作のベストセラー。
内容的には、セミナーでうかがったことのおさらいだったが、
再確認したのは、新しいメディアや脚光を浴びるPR戦略など、
アプローチ手法の多彩化の流れは、広告制作屋として驚異ではないということ。

本の冒頭に、金城一紀著「映画篇」の引用がある。

 君が人を好きになった時に取るべき最善の方法は、その人のことをきち
 んと知ろうと目を凝らし、耳をすますことだ。そうすると、君はその人
 が自分の思っていたよりも単純ではないことに気づく。極端なことを言
 えば、君はその人のことを実は何も知らなかったのを思い知る。

広告屋は広告を消費者へのラブレターになぞらえることが多い。
佐藤氏もその例えを使い筆を進めているし、私自身も新人に「広告とは」といった
話をするときには、「コピーライターはラブレター代筆業」と言ったりする。
なので、この金城一紀氏の著書からの引用は、大変分かりやすい。

時代が変わろうと、人の心の動かされ方はそう変わるものではない。
よくよく消費者を知ろうとすること。
ラブレターは下駄箱(メディア)の中が定番ではなくなったが(古いか!?)、
図書館にいる彼女に紙飛行機を折って飛ばしてもいいし、
待ち合わせした渋谷の街で巨大なサイン広告に流したっていい。
どの方法が、「彼女」に効くのか、とことん考えてコミュニケーションすればいい。
メディアの多様化、広告以外の手法の台頭も、大きな視点で見て、
コミュニケーションの仕方を設計していけるわけで、
これは、なかなか醍醐味のある仕事ではないか。

後半、佐藤氏が携わった
「スラムダンク一億冊感謝イベント」のメイキング舞台裏が面白く、
「醍醐味のある仕事」の予感を強くする。

さて、2時間で読めます。
この手の出版でありがちな新しい時代への恐怖をかき立てるものでもなく、
非常にポジティブに新しい時代、既存メディアも捉えられているので、
読んで希望も湧いてきます。ぜひ。



明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)
(2008/01/10)
佐藤 尚之

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2010.11.17 / Top↑
坂の上の雲(六)
司馬遼太郎
文芸春秋
2008年12月第23刷

バルチック艦隊がやってくる。
意外にのろのろとやってくる。

この頃のロシアは革命の機運が高まっている。
普通に考えればこのような情勢ならば、巨費を投じて他国と戦争しないと思うが、
この時代のロシアは皇帝が支配している。
「独裁」なので、「箴言」の機能がない。
日本との戦争は、革命の機運から国民の目をそらす、と考えられている。

そんな不可思議な期待を背負い、
火力が弱く敵に居場所を知らせるがごとく黒煙を吐く粗悪な石炭を燃やしながら、
ゆっくりとバルチック艦隊は進む。
そんな状況では、「勝つ」ことへの動機付けも弱い。

この巻の発見は、
ロシアの内情が日本の戦争に有利に働いたのか、ということと、
間諜・明石元二郎の存在。
司馬遼太郎は、彼の間諜活動が大きな力となったと書いている。
特異な人物。それこそ偏差値で計る試験では拾えなかった逸材だろう。
そして、ロシアの侵略熱に苦しんでいたスウェーデン、ポーランドのこと。
熾烈な戦いを繰り広げる前線に、ポーランド人が送り込まれていたことも
初めて知る。。。。

戦争の馬鹿らしさ、悲惨さを今回も認識するとともに、
第五巻の児玉源太郎に続き、明石元二郎という歴史の表舞台には出なかった、
ユニークで魅力的な人材の発見が、第六巻の収穫。

戦争はちょっと疲れたので、
次は七巻へ行かずに、白州正子へ行きます。。。

2010.09.25 / Top↑
司馬遼太郎
坂の上の雲(五)
文芸春秋
2007年2月第19刷

児玉源太郎がカッコいい。

旅順要塞を攻めあぐね、
おびただしい血を流し続ける第三軍、
乃木希典・軍司令官と、伊地知幸介・参謀。

間違った作戦を推し続ける参謀は、軍司令官が即刻任を解くべきだし、
軍司令官がそれをできないなら、軍司令官の任を即刻解くべき、
とは私の考えですが、そうもいかないのが、組織の論理。
もう一つ、私には理解できない男の沽券(こけん)の問題。

そこのところを上手にクリアして、男の友情、組織の論理を保ちながら、
成功への道筋を命を張って実現した、という点で児玉源太郎はカッコいい。

それにしても、旅順に乗り込んだ児玉は、
一瞬、指揮官であり参謀であったと思いますが、
だとすると、指揮官と参謀を分ける必要があるのだろうか、
との疑問を持ってしまいました。
一人でやれたら、メンツとか沽券とか気にせず決断できると思うのですが。。。

それから、乃木の文章力が、戦況の報告に適さなかった、という点にも驚きました。
ビジネスでの報告・連絡・相談で、「事実と意見を区別して述べる」という
セオリーは今や常識ですが、先端をいくべき軍で、何が事実なのか分からない
報告のスタイルが横行していた、というのにはビックリです。
正しい情報を伝えてくれなかったら、総司令部が正しい指令をだせないのは、
誰がみても明らかなのに。。。。

と、第五巻は興味深く読みすすめられました。

お盆休みに実家に帰るのに片道6時間、汽車に揺られていたのですが、
往復の12時間でほとんど読み終わりました。
iPodの、キャロルキング、ロバータフラック、ジョージベンソン、ジョンコルトレーン、
をBGMに聞きながら読みました。

さあ、第六巻です。

坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)
(1999/02)
司馬 遼太郎

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2010.08.24 / Top↑
サライ 2010年9月号
『日本の「庭」完全ガイド』
小学館
2010年8月10日

“大特集 全国40カ所 日本庭園の「見方」と「歩き方」”、
という副題がついていて、ニーズにぴったりだったので思わず手に取りました。
サライは久しぶりに買いました。

庭園文化は仏教伝来とともに大陸から伝わった。
飛鳥・奈良時代は、神仙鳳来庭園、曲水庭園が流行。
平安時代、末法思想とともに浄土式庭園が生まれる。
鎌倉・南北時代、庭園文化が禅僧の間にも広がり、
池泉回遊式庭園・座視観賞式庭園が流行。夢窓疎石が活躍。
室町時代、枯山水庭園が発展。
安土桃山時代、城郭庭園、茶の湯とともに露地、発展。
江戸時代、大名庭園と離宮の造営。
明治・大正・昭和、和洋折衷庭園の誕生。

と、日本庭園はその時代ごとに、さまざまな様式を生み出して来たそうです。

また、日本庭園を理解する緒となる4大要素が、
「水」「石」「植栽」「景物」。

たとえば「石」。
西芳寺庭園の「龍門瀑(りゅうもんばく=登竜門の故事に基づく)」の石組みは、
鋭利な稜線を持つ石が滝に見立てられ、さらに、その手前に、
滝を登ろうと泳ぎ跳ねる鯉に見立てた石が置かれています。

少し知識を得るだけで、作庭家の意図が活き活きと見えてくるわけです。

名作庭家、
「夢窓疎石」「小堀遠州」「重森三玲」の名園解説もついていて、
初心者には必要十分な内容となっています。
小堀遠州が、作庭家として活躍していたことも、初めて知りました。

桂離宮は面白いよ、と知り合いの設計士さんに言われてから、
ずっと行ってみたいと思っていたのですが、行く前に、
この特集を読んでおくと、もっと深く見ることができると思いました。
もちろん桂離宮は建物自体も素晴らしいのですが。

それにしても、日本人の感性はユニークで素晴らしい。
2010.08.16 / Top↑
司馬遼太郎
坂の上の雲(四)
文芸春秋
2008年12月第22刷

日露、開戦。
秋山好古、真之は合間にちょっと出てくるくらいで、
ほとんど乃木希典、伊地知幸介が主役(?)です。
それにしても、ひどい描かれよう。
描かれよう、というか、本当にそうだったのでしょうが。。。

戦争の戦術に関しては、よく分からないですし、
陸上戦はもちろん、戦艦に乗っていようが血肉飛び散る戦争の恐ろしさは、
読んでいて楽しいものではないので、
もはや、何の為に四巻まで読み進めたのか分からなくなっています。
読み始めたのは去年の6月だったので、今年は読み終わりたい、
その一心で読んでいるに近いです。

ただ、乃木希典、伊地知幸介に関しては、
リーダー、参謀の器、要件は何か、ということについて考えさせられました。

さて、NHK「坂の上の雲」では、
乃木希典、伊地知幸介を誰が演じるのでしょうか。
気がかりです。

坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)
(1999/01)
司馬 遼太郎

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2010.08.12 / Top↑
杉田利雄 編著
『30分で作る! 経営計画&予算実績管理』[エクセルフォーム付き]
C&R研究所
2008年11月4日 初版


「30分で作る!」と「エクセルフォーム付き」に動かされて手に取りました。
30分では無理ですが。。。。
都合、3日を費やしました。
しかし、見えてこない。見えてこないのは私の力量不足でしょう。

この本でできるのは、
1.3期分の中期経営計画
2.単年度の利益計画策定と予算実績管理
3.融資交渉を有利にする資料「決算付属明細書」
4.新規事業シンプル計画

まず「1」の「3期分の中期経営計画」の策定に3日を費やしました。
が、「新規投資データを入力する」で首をひねってしまい、
全体の数字の確度に自信が持てなくなってしまいました。
すっきり解決できるのだろうか。。。


受験勉強している頃から、
「一週間で総仕上げ」とか「一日10分トレーニング」といったタイトルに弱かったです。
こういう類の問題集は、何冊もこなしていくうちに、
力が付いていっているのも、はっきり分かりました。

しかし、経営計画は。。。
数字をまとめる前に、言葉で考えをまとめよう。
当たり前のことなのに、飛びついた自分が情けない。。。

焦るな、焦るな。
じっくり取り組もう。

30分で作る! 経営計画&予算実績管理[エクセルフォーム付き]30分で作る! 経営計画&予算実績管理[エクセルフォーム付き]
(2008/10/21)
杉田 利雄

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2010.08.09 / Top↑
小山昇(株式会社武蔵野 代表取締役)
『経営計画は1冊の手帳にまとめなさい』
中経出版
2010年4月12日 第一刷発行


ちょっと時間があったので、本日、手にとって読み始めました。
あっという間、2時間で読めました。
タイトルの通り、読んで終わりの本ではないですが。
毎年、期初に「今期の方針」をまとめていますが、
行動目標まで落として、社員全員と共有しないとダメですね。

どこかな会社の真似でもいいから、まずやってみる、
ということを本著では勧めているのですが、確かに。
計画が正しいかどうかできなく、やることを決定することが大事。
間違っていたら修正すればよい。確かに。

来期は9月からですが、実践してみようと思います。


経営計画は1冊の手帳にまとめなさい経営計画は1冊の手帳にまとめなさい
(2010/04/09)
小山 昇

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2010.07.26 / Top↑
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